5月19日(金)鶴翔閣

 

11:00~12:00(受付10:50) 無料  定員30名

1部 『吉祥文様のルーツを紐解く』 中島洋一 

2部 『三溪園の蓮で染めて』

満席になりました

 

生糸商として財を成し、その私財を投じて三溪園を作り上げ、そこで様々な文化人に支援を続けた原三溪さん。

園内も人々が自由に散策できるように解放されました。

 

その意思を継いで現在も三溪園では文化財の建物も私たちのように使わせていただけます。

今回は前田青邨や横山大観が滞在して製作し、多くの芸術家が集っていた鶴翔閣で古典織物の研究者で制作者の中島洋一さんの文様に関する講演会を開催いたします。

遠く異国からいにしえの日本へ伝えられた品々に記された文様は時間と共にどのような文化を経て変遷しながら日本へやってきたのかなど興味深いお話を伺います。

 

また、後半では昨年、中島さんが三溪園の蓮の花托を頂き、糸を染め文様の一部に使用した作品の解説を。同じく蓮池の葉を頂いて染め織りの作品を制作した染織iwasakiさんと絞り染めで帯を染めた久保紀波の作品もご覧いただきながら解説をいたします。

 

是非、お集まりください。

作品展示をご覧いただく際にも興味深くご覧いただけることと思います。

 

■中島洋一プロフィール

多摩美術大学卒業。古典織物の研究、修復、復元、保存、制作に携わる。

伝統文化ポーラ賞 奨励賞、 民族衣装文化功労者 きもの文化賞、S&R財団 ワシントン特別賞等受賞。

2022MIHO MUSEUM 対鹿連戯獣大円紋緯綾錦絹裂外衣修復、復元

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三溪園の蓮から

 

染織iwasaki

岩崎訓久

1969 千葉生まれ

1988~1990 飛騨国際工芸学園郡上八幡校染織学科にて染織を学ぶ

1990~1991 川島テキスタイルスクールにて染織を学ぶ

 

岩崎悦子

1969 東京生まれ

1988~1990 飛騨国際工芸学園郡上八幡校 染織学科にて染織を学ぶ

 

1992 二人で個展を中心に活動。

   現在に至る。

 

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三溪園の蓮で染めました

 

 

久保紀波/アトリエ・Kinami

 

1956年 東京生まれ
1975年 都立芸術高等学校日本画コース卒業
1982年 多摩美術大学デザイン科染織専攻染色専修卒業
1978・1982年 創画会春季展入選(日本画)
1989~1998年 企業で扇子の企画デザインに携わる
1999年 手漉き和紙、ピーニャなどの自然素材を生かした『素(Shiro)の扇子』を展開、各地のギャラリー、百貨店で展示会

2003年 日傘や浴衣の染色の企画制作に携わる
    手織りの芋麻に墨の絞り染めや手描きなどで夏の着物などを制作 

2007年 日本の夏じたく/三溪園 をはじめ参加 

 

2023年現在、銀座日々、日本橋三越本店での展示販売の他、アトリエ・Kinamiオンラインショップ 、三越伊勢丹オンラインストアで販売

 

 

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12:30~13:00  定員30名 無料

@ 『身を飾ることの原点から 古来より続く装身具の歴史』 片桐光治/limul

 

お申込み

 

こちらは、ramシリアのアレッポ博物館の館長から直接いただいたネックレスです。

この仕事を始める5年前のことでした。

長い間、机の引き出しに眠っていて、存在を忘れてかけていた時に、

知り合いの陶芸家から「アジア各地に残る美しい工芸」を紹介する企画を頼まれました。

学生時代にネパールで一年間、文化人類学の現地調査をしていたので、

特に印象を受けたネパールの金細工と金細工師を紹介するのが、私の最初の仕事になりました。

以来、この仕事を続けて、今年で30年になります。

このシリアのネックレスは当時、ジュエリーの仕事などに全く無縁だった私に、

近い将来に起こることを暗示していたのかも知れません。

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5月19日(金)・20日(土)・21日(日)蓮華院

 

 10:001530(1回30分程)   

杉本百合子さんによる呈茶(すすり茶) 2500円(お土産付) 

入れ替え制

 

 

お申込み

 

蓮華院は原三溪が自らの構想で建てた茶室です。

その小間茶室をこのたびすすり茶席として使わせていただきます。

 

今回のすすり茶席は正座(正座椅子有り、あぐら可)のお席で、

茶器や道具も特別バージョンのすすり茶席となっています。

小間席という2畳半程の空間のため、

一席最大4名までの完全予約制とさせていただきます。

 

 

 

 

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5月20日(土)・21日(日) 旧燈明寺本堂