扇には用途によりいくつかの種類があります。
舞扇、高座扇子、茶扇子、お坊さんが持つ中啓、お雛様の檜扇、まだまだ数えればきりがありません。
中でも一番たくさん使われて親しみがあるのは夏扇子で文字通り暑い夏を涼しく過ごすための道具としての扇子です。
この度は日本の夏じたくにゆかりの作り手を中心に、夏扇子のまわりのあれこれを楽しみの品々として制作していただきました。
ただ一つの宝物を見つけていただければと思います。
出展者
扇面:小熊廣美/書、池庄司淳/日本画、小田賢/日本画、石塚智之/墨画、久保紀波/切りえ、染
扇骨:箱瀬淳一/蒔絵 嶽義人/蒔絵
扇子ケース:吉田佳道/竹、中島洋一/古典織物、富沢麻子/木工芸、西川はるえ/染織、久保紀波/皮ケース
扇子たて:今井章仁/錫
扇子掛け(垂撥):安藤和夫/木工